ホーチミンサンダルって?
ホーチミンサンダルってご存知ですか?
ホーチミンサンダルとは、廃タイヤを材料にしてベトナムで作られているサンダルである。
ベトナム戦争中、当時は物資が不足していたため、古タイヤを材料にしてゴムのサンダルが作られており、これを兵士が使っていたと言われている。
そして、圧倒的な指導力でベトナムを独立に導いた、ホーチミン国家主席が愛用した事でも有名である。
ホーチミン氏はその地位や名誉とは反対に、質素な暮らしをしており、この廃タイヤで作られたサンダルを常日頃から履いていたとか。
国の指導者がサンダルって・・・、今の時代では考えられない。
その氏の名前からホーチミンサンダルと言われている。
かかとの部分を固定できる作りは、ちょっとしたことでは脱げるようなことはない。
だから、非常に頑丈な作りをしたサンダルである。
今回はそんなホーチミン氏も愛用したホーチミンサンダルについてのネタをお届けします。
いつもはホーチミンを中心としたネタだけど、今回はちょっとハノイの事をご紹介!
それではイッテミヨー。
ホーチミンサンダルが欲しい!
ベトナム好きのNa5ri、そんなサンダルがあるとなれば、どうしても欲しい。
が、調べてみると、ハノイにしか売っていないのである。
ハノイ?
Na5riはこれまでハノイには行った事が無いし、当面旅の予定も無い。
通販もあるみたいだけど、日本には発送しないだろうし・・・。
ハノイで売っているのであれば、ホーチミンにもあるだろうと、ホーチミンで暮らす現地特派員に聞いたところ・・・
「そんなモンは知らん」
との答えが・・・。
「は、はぁ・・・」
えーーー、絶対無理じゃんと半ば諦めていた所、現地特派員がハノイに仕事で行くっていう朗報が!
キター、神様、仏様、ホーチミン様!
このチャンスを逃すと、次はいつになるか分からない。
そう思ったNa5riはホーチミンサンダルの欲しさを猛烈アピール。
お土産として何としてもゲットして欲しいことを伝えたのであった。
で、難なくホーチミンサンダルを2種類ゲットしたのである。
ハノイお土産で頂いたサンダル
ではホーチミンサンダルをご紹~介!
うぉー、カッコイイ、これが欲しかった!
色々な種類のサンダルが売られているけど、やっぱりホーチミンサンダルといえば、このタイプ。
かかとの部分を固定できるヤツね。
作りはかなり頑丈そう。
硬いゴムで作られているので、ちょっとやそっとじゃ壊れない感じがする。
裏面を見ても頑丈そうなのが分かる。
貰ったのは2種類のサンダル。
ひとつが車の廃タイヤで作られたモノ。
もうひとつがボーイングの飛行機の廃タイヤから作られたモノ。
ベトナム戦争中にボーイングの飛行機で作られることは無いだろうけど・・・と思いつつ、2つを比べてみると、明らかにボーイングサンダルの方がプレミアムな感じ。
この2種類を比べてみると、厚さ、重さと全然違う。
厚みが違うのが分かると思う。
ロゴも入っている。
まぁ、お値段も全然違うけど。
一般タイプのサンダルが20万ドン(日本円で約1000円)。
飛行機タイプが36万ドン(日本円で約1800円)。
まだ、履き続けてないどけ、16万ドンの差なら、飛行機タイプの方が良さそうな気がする。
※料金は変わるかもしれないので参考程度に!
購入できるお店は?
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追記)
2024年現在、URLにアクセスしても見られないので、情報が不足してます。
記事作成時の情報を掲載しています。
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ホーチミンサンダルはハノイの写真のようなお店で売られている。
タイヤを使ってまっせっていう演出がにくいね。
自分が買っていないので、あまり詳しくかけなくてスミマセン・・・。
まとめ
今回はホーチミンサンダルをご紹介しました。
ハノイのお店とネット通販でしか購入できないらしいので、ハノイに行った際にはどうでしょうか。
日本では買えないし、このクオリティのサンダルが1000円~なら十分お値打ちですよ!
日本で普段履きをしたいヒトには、ビーサンタイプもあるので、そっちがオススメかも。
あ、そう言えば余談だけど、もらったサンダルにはサイズ44のシールとサイズ46のシールが・・・。
お店のヒト曰く、同じサイズだから大丈夫だと・・・。
で、サンダルの靴底を比べてみても、確かに同じサイズである。
なんで、シールが異なるのか・・・謎のままである。
それにしても相変わらず謎が多い国だな・・・。
今度はビーサンタイプも欲しいな、そう思うNa5riでした。
それでは良い旅を!
コメント
ホーチミン観光でオプショナルツアーでクチトンネルに行った時、クチトンネルで製作実演販売していました。
そこ以外はホーチミン市内では見たことがないですね。
ガイドさん曰く、米軍兵は蒸れたブーツから足のにおいがするため、発見されやすかったけれど、
このサンダルはにおわないため、米軍兵から発見されにくかったそうです。
また、靴跡を分からなくさせるために、前後逆に履けるようになっているそうです。
コメントありがとうございます。
そーなんですね、知らなかったです。
クチは行ったことがないので、いつか行きたいな~と思っています。
次の夏はホーチミンサンダルを履いてお出かけしたいと思っています。
2019.8月
ホーチミンに再訪しました。
やはり、ホーチミン市内何処を探しても見つからず、
クチトンネルの実演販売で買って来ました。
お値段は、95.000vndなので、500円程ですね。
写真のものと、つくりは少し違っていて、サンダルの底は完全にトラックのタイヤそのもの。
刻印など入っておらず、タイヤの型番がそのまま剥き出し、
足形の切り出しもカクカクしていて、雑な感じ、
甲のバンドは、タイヤのチューブですね。
履き心地は抜群です。
が、元々タイヤなので、履く前に何度も何度も洗いましたが、足の裏が真っ黒になります。
こんばんは。
ホーチミンサンダル、ホーチミンにはやっぱり無いんですね~。
クチには行ったことがないのですが、売っているって聞いたことがあります。
履き心地抜群!なのはいいですが、真っ黒になるのは・・・。
この辺がベトナム製らしいですね(笑)
私がハノイ土産で貰ったものと違い本格的っぽいように思います。
この夏、サンダルライフを楽しんでくださいませ!
よければ、メールを頂けたら、クチトンネルで入手したサンダルの写真お送りしますよ。
ちなみに、足の裏に接する部分がタイヤの内側、
靴底になる部分がタイヤの表面です。
ハノイのサンダルと違い、ソール部分はナイフでクロスに切れ込みが入っていて、靴底全面に切れ込みがあります。
詳しくありがとうございます。
頑丈に作られていそうですね。
まだまだ、ベトナムでも行ったことがある都市が全然少ないので、クチも含めて色々と行ってみなきゃと思っています。
次にベトナムに行くのは来年になるかな~って思っています。
私もこの夏、ハノイのホーチミンサンダルを履きなれるまで履いてみます!