ベトナムには様々な麺料理が存在
ホーチミンに旅行に行くと、フォーを食べる人は多いと思う。
そして、フォー以外にも、色々な麺を使った料理があって、最初のうちは何が何だか分からない感じになると思う・・・。
ベトナム語で麺の名前を言われてもよく分からないのに、その種類が結構あるもんで・・・。
自分がそうだったし・・・。
と、いう事で、今回は、麺料理を写真で紹介したいと思います。
これで麺の名前と料理の名前がガッチンコ!
これまで知りたかった麺料理がこれで分かったとなれば嬉しいです。
それでは、ベトナムの麺料理、どんなモノがあるのかミテミヨー!
麺料理図鑑スタート
ホーチミンでも食べられる麺料理を8種類ほどピックアップしてみた。
短期の旅行ならこれだけ把握すれば、まずは自分の食べたいモノも分かるはず!
(1)フォー
説明の必要が無い、メジャー麺料理。
ベトナムの麺=フォー、この図式が成り立つくらいだと思う。
米粉から作られたフォーは、ほとんどコシがなく、ツルツルとライトな感覚で食べる事ができる。
フォーガー(鶏肉のフォー)やフォーボー(牛肉のフォー)が定番のツートップ!
麺がライトだけど、スープのダシがしっかり出ているフォーは絶品。
日本では中々食べる事ができない、濃厚な味を楽しみたい!
ホーチミンでフォーガーとフォーボーのオススメのお店はそれぞれ以下の記事をどうぞ。
マジウマなのでオススメ!
(2)ブンチャー
ブンチャーの麺は米粉で作られた細い麺で、ベトナム版つけ麺とも言われる料理。
炭火で焼かれた肉が具に入った甘酸っぱいつけダレは絶品。
これはホーチミンに行ったら是非とも食べたい料理のひとつ。
フォーも良いけど、ブンチャーも忘れたら困るネ!
麺、タレ、具、加えた野菜で食べれば、もう「ウマイ!」ってなること間違いなし。
この麺がブン。
麺自体はコシがなく、素麺のさらに柔らかい感じ。
コシが大好きな日本人にはちょっと物足りない感じがするかもしれないけど、コレはコレでウマイのでオススメ!
(3)ブンボーフエ
ブンボーフエはうどんよりちょっと細めの麺を使った、ピリ辛スープの麺料理。
ベトナム中部のフエと言う都市の名物料理である。
料理名にボーとあるから牛肉だけど、お店によっては具材は選べるので、メニューで確認しよう。
ツルツルした麺はどちらかと言うと、うどんというよりも、ソフト麺に近いかも。
スパゲティほど、テカテカしていないけど、うどんのようなモチモチもしていない。
ベトナムを感じるブンボーフエもオススメの麺料理。
旨いブンボーフエのオススメはココ。
(4)ミエン
ミエンは春雨である。
日本で食べる春雨と大差ないと言うか、日本と同じ。
例えば、フォーガー(鶏肉のフォー)をミエンガーにすれば、鶏肉の春雨が出てくる。
コリコリした食感のミエンも中々の味わいで旨い。
フォーのレストランに行ってミエンもあれば、好みで選べばOK。
個人的には春雨はあまり選択しないかもだけど・・・。
ここのミエンもオススメ。
でもローカルすぎかも・・・。
(参考記事)
→ガイドブックに99.9%無いホーチミンの旨い穴場店、Quán Dì 5のミエンが美味しい!
(5)ミー
ミーは中華麺。
米から作られる麺が多い中で、ミーは小麦が原料である。
日本でいう中華そばに入っている普通の太さの麺である。
流行のラーメン屋の極太麺とかではなく、街の中華の定食屋で出てきそうなオーソドックスな醤油ラーメンの麺を思い浮かべてもらいたい。
例えば、レストランにミーがあれば、ミーガーなら鶏肉の中華麺という事になる。
日本人には一番馴染み易い麺だと思うな。
実際、食べ易いし、美味しい。
個人的には日本にも似たような麺があると、ちょっと食べるのを遠慮してしまう。
どうせ旅行に来たならと・・・。
この辺は完全に個人の好みの問題なので・・・。
でも、ミーも旨いし食べやすいのでオススメ!
(6)バンカン
タピオカから作られるバンカンと言う麺。
形状は太いうどんだけど、麺はモチモチで柔らかい。
蟹の入ったバンカンクア(クアが蟹と言う意味)は、ドロドロで濃厚なスープにモチモチ・ヌルンヌルンの麺が入り、その味わいはまさに絶品!
もちろん店によるけど・・・。
日本ではあまり目にかかることもないだろうから、ホーチミンに行ったら是非とも食したい麺料理である。
不思議な食感の麺だけど、コレが癖になりそうで。
Na5riもお気に入りの麺料理のひとつです。
ホーチミンに行ったら必ず食べる、絶品バンカンクアはココ。
ホーチミンのマストフードである!
(7)フーティウ
米から作られるフーティウは、細めのコシのある麺。
店によってはコシが無い事も・・・。
コリコリしていて、コシも少しあって、でも春雨のような堅さはなく、日本ではあまりない感覚の麺だと思う。
うどんのようにボテボテ感もなく、ツルツルと食べられ、朝食などでサラっと頂ける。
東南アジアにも同じような麺料理があり、カンボジアの「クイティウ」やタイの「クイティアオ」が近いと思う。
フーティウ、クイティウ、クイティアオはそれぞれ米が原料だし、それぞれ食べた事があるけど、ほぼ同じような感じだった。
フーティウもホーチミンに行ったら是非とも食べたい麺料理。
オススメ!
(8)カオラウ
ベトナムの中部の都市ホイアンの名物料理のカオラウ。
麺の上に焼き豚や野菜、揚げせんべいをのせて、醤油ベースのタレと混ぜて食べる。
日本のうどんと似ていてコシがあるが、お米が原材料であり、うどんとはやはり違う。
ホーチミンでもカオラウが食べられるお店があるので、機会をみて記事にしたいと思う。
まとめ
ホーチミンで食べられる色々な麺料理を紹介しました。
日本ではまだまだ提供している店が少ない麺料理もあるので、現地に行ったら是非とも食べたいね。
そういった意味ではバンカンは特にオススメ!
カオラウも日本では中々食べられないか。
麺パラダイスのホーチミン、フォーだけじゃもったいない!
色々な麺を試して自分好みを見つけてみよう。
そんなグルメ旅も良いね。
それでは良い旅を!
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