ベトナムの風習、中秋の名月(十五夜)に月餅を! 中秋節で賑やかになる街

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月餅の屋台

ベトナムの中秋節(十五夜)

今日(2017年10月4日)は、中秋の名月、十五夜。

日本ではお月様を見て、お団子をお供えして、月を見ながらお酒でも!と言う感じでしょうか。
もともとは中国の伝統の慣わしが伝わったと言われる中秋の名月。
中国では旧暦の8月15日今年は今日、10月4日)に、十五夜の月を愛でながら秋の豊作を祝う伝統行事であり、春節(旧暦の1月1日)、端午節(旧暦の5月5日)と並ぶ三大節のひとつである。
それはありがたく大切な時期なのです。

そして、日本と同様、中国文化の影響が強いベトナムでも中秋節を祝う風習がある。
今回はホーチミンの中秋節の行事について、ウンチクよりも街の雰囲気や中秋節の実情について触れてみたいと思います。

この時期のホーチミンの街は賑やか!

中秋の名月のホーチミン、それではイッテミヨー!

中秋節にまつわるホーチミン氏の言葉を知っていますか?

中秋と言えば、思い起こされるのがホーチミン氏の言葉。
ベトナムの初代主席、ホーチミン氏がベトナム独立後に初めて発表した文章は、仲秋のお祭りを祝う言葉でした。
おいおい、ウンチクかよとは言わず、素晴らしい話なのでちょっとお付き合いを!

1945年秋のことである。
以下、「ヴィトナム「豊かさ」への夜明け(坪井義明氏著)」より引用。

——–
わたしたちの可愛い子どもたち。
今日は仲秋のお祭りです。
あなたたちは楽しく遊んでいます。
そしてあなたたちのホーおじさんもいっしょに楽しんでいます。
どうしてだかわかりますか。
何よりまず私は、あなたたちが大好きだからです。
それから次に、去年の仲秋のお祭りのときには、私たちの国はおさえつけられていて、あなたたちはまだ奴隷でした。
しかし、今年のヴェトナムは自由をとりもどし、あなたたちは独立した国の若い主人になったのです。
きょうは好きなだけ遊びなさい。
でも明日は、一生懸命勉強してください。
あなたがたはヴィトナム語のアルファベットをみんな知っていますか。
知らない人はおぼえてください。
以下省略・・・
——–

政府主席が独立後に発表した言葉は、兵士や労働者に向けられた、どこぞの国のような堅苦しい言葉ではなく、優しく分かり易い言葉で子どもに語りかけているものであった。

こんなの今では考えられないと思う。

ここで出てくる子どもとは単に年齢が低いと言うだけの子どもではなく、教育を受けられなかったヴィトナム農民や少数民族の全てに向けられたものだったそうです。
本当に素晴らしい指導者だなと。

ベトナムの中秋にはそんなエピソードがありました。

さて、話は現代に戻るとして、ちょっと面白いベトナム中秋事情を見てみよう。

中秋節の風習とは

ベトナムでは中秋に月餅を配るのが一般的らしく、この季節になると街のあちこちに屋台がでて、月餅の販売合戦が始まる。
月餅の屋台
日本のクリスマス商戦と言った感じだろうか。

ホーチミンで暮らす現地特派員から写真が送られてきた。
月餅の屋台
なるほど、確かに月餅が売られている。

ドラえもん月餅???
月餅売り場
ホンモノか・・・。

月餅売り場

パン屋の月餅

あちこちで販売されているらしい。
中秋の名月のLINEやりとり

その月餅配りだが、実情はこんな感じ

月餅の価格がこれまた高い!
普通に10万ドン・・・ホーチミンの庶民からしたら暴利!Na5riからしても暴利!
中秋の名月のLINEやりとり

タケ!
だって、1個500円の月餅って、中華街に行ってもお土産として中々買えない・・・。

そんなモノをベトナム人が買うのか!?と言う疑問が・・・。
中秋の名月のLINEやりとり

買うらしい・・・。
ベーカリーで有名なニューランにも高いのがあるらしい・・・

しかも、派手で高いものが喜ばれるらしい・・・。
中秋の名月のLINEやりとり
ベトナム人らしいな・・・。
いや、日本人も一緒か・・・。

スタバに月餅なんて、ベトナムくらいじゃないのかな・・・。

でも、この写真を見て、価格には妙に納得した。
月餅のギフト

ギフトだね・・・。
月餅のギフト

月餅のギフトカタログ
もちろん、こんなのだけじゃないけど、見栄もあるのだろう。

日本で言う、お中元、お歳暮のような感じなのかな・・・。

因みに現地特派員が貰った月餅がこれ。
月餅のギフト

月餅
中々の高級品のように見える。
やっぱ安くないのだろう・・・。

そして、月餅を人様に配る時期も大切なようで、あまり中秋節のギリギリになると、良くないらしい。
それはなぜかと言うと、月餅のセールが始まる為に、安く販売される。
日本のスーパーの惣菜セールみたいな感じネ。

そうすると、安いを送ってきたと思われるらしいので、贈答には適していないのである。
ギリギリだと良くない習慣的に他の理由があるのかどうかは知らないけど、実情はそんな感じのようである。
どこの国も人間の感覚って似ているネ・・・。

まとめ

そんな月餅の季節が訪れると、ベトナムの一年の終わりを感じるらしい。
もう10月、残すところ2ヶ月で2017年も終わり、早いもんです。

この時期のホーチミンの街は賑やかなので、いつもと違う雰囲気を味わう旅は如何でしょうか。
そのうち9月~10月にホーチミンに行ってみるかな、そう思うNa5riでした。

それでは良い旅を!

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